2017.11.13
株式会社ファイン、家族葬の判田台会館、家族葬の備庵が発行にご協力した冊子が西日本新聞に紹介されています。
12月3日には市民公開講座が開かれるようです。
多くの方に終活の取り組みの大切さが伝わるといいですね。
=2017/11/02付 西日本新聞朝刊=
大分県杵築市は、死去したり、判断能力を失ったりしたときのために、自らの意思をつづっておくオリジナルのエンディングノートを作成した。「人生の終わり」に向けて前向きに生きることを考える「終活」に役立ててもらう。市によると、県内の自治体でエンディングノートを作るのは初。千部作成し、1日から希望者に無料配布している。
65歳以上の市民約2500人を対象に今年1月実施した住民意識調査で、エンディングノートを「準備していない」「興味がない」「知らない」と回答したのは95%を占めた。市は「自分の半生を振り返り、残りの人生に向き合うことで不安や、もやもやした気持ちが解消されるだろうし、前向きに生きる力にしてほしい」と企画したという。
ノートはA4判、24ページ。本籍などの基本情報や、かかりつけ医のほか、余命の告知や延命治療の希望、葬儀の規模、預貯金などが書き込める。半生を振り返る「ミニ自分史」、家族や友人へのメッセージの欄も設けた。
ノートの名称は「きつきネバーエンディングノート」とした。人生の終末期を「終わり」と考えるのではなく、「子どもや孫に自分をつなぐ」という意味を込めて「ネバー」を付けたという。市役所各庁舎や医療機関などで配布する。2018年度はニーズを踏まえ、内容の見直しや増刷を検討する。
また、終活を考える市民公開講座を12月3日、市健康福祉センターで開く。「今を輝かせ、心豊かに生きるために」をテーマに、佐藤第二病院(宇佐市)の田畑正久院長が基調講演。終活カウンセラーの白井正樹氏(大分市)がノートの書き方や注意点などについて説明する。無料。当日、参加者にノートを無料で配布する。
=2017/11/02付 西日本新聞朝刊=