女性スタッフ日誌:「ピンク色の紫陽花」 | 判田台会館

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女性スタッフ日誌:「ピンク色の紫陽花」

2020.07.02

微笑まれているような、とても安らかな顔をされた故人様。
その傍らにはピンク色の紫陽花が置かれていました。

お側にいらっしゃったご長男様におうかがいすると、
「庭に咲いてたから持ってきたんだよ。父は手入れするのが好きだったからね」
と微笑まれました。

故人様は生前、健康のために、心あたたかい仲間と共に近くの公園でラジオ体操をされていたとおうかがいいたしました。
そのラジオ体操の記事が掲載された地元の新聞の切り抜きを用意され、式場の入口に展示しており、生前の元気な頃のお写真も飾られておりました。
その中には大事にラミネートされたラジオ体操の後に公園で撮られた朗らかな笑顔の故人様のお写真もございました。

「料理が好きでね~、焼きそばとかよく作ってね…ラジオ体操の時によくみんなに振る舞ってたんだよ」
と思い出が蘇り懐かしそうに笑みが溢れるご長男様。

「90歳過ぎても自転車に乗ってね、家から公園までは坂なんだけど下り坂の時はほとんど漕がずに勢いよくビューンとスピードにのって気持ち良さそうに自転車に乗って…
たまに一緒に付いて行ってたけど、ヒヤヒヤしたよ。」
と笑って故人様との思い出をお話ししてくださいました。
生前の元気なお姿が思い浮かび、とても微笑ましく心があたたかくなりました。

また、遺影写真は生前故人様自らご用意されていたと教えてくださり、
「自宅に飾ってあって、それを見て朝起きるんだよ」
と目を細められ遺影写真を見つめられているお姿が印象的でした。

ご葬儀には、ご遺族・ご親族様の他ご友人の方々も式場に収まらないほどお参りに来られ、ご長男様は故人様のエピソードに触れ、ご参列いただいた皆様へ感謝を伝えられました。

最後のお別れでは、祭壇のお花をお柩いっぱいに入れていただき、故人様がよく身に付けられていた帽子やジャンパー、
「いっぱい呑ませてあげたい」
とご用意された生前お好きだった焼酎を添え、そして、故人様がご自宅のお庭で丁寧に剪定し育てられた立派なピンク色の紫陽花を故人様へ手向けられました。

『100歳まで頑張る』とおっしゃっていたという故人様。
安らかに息を引き取られた豊かで幸せな人生に、ご長男様が
「大往生や…」
と故人様の人生を称えられ、たくさんの方々にあたたかく見守られながらご出棺となりました。

ご出棺前には激しい雨が降り始め、故人様を霊柩車にお乗せした後いよいよご出棺という時に雨が上がり、故人様の想いが空に映し出されているようなそんな気がいたしました。

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