女性スタッフ日誌:「最後にそっとお柩に入れようと思います」 | 判田台会館

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女性スタッフ日誌:「最後にそっとお柩に入れようと思います」

2020.07.30

「今回はお世話になります。よろしくお願いします。」
喪主様にご挨拶されました。喪主様は、故人様の御主人様でした。

故人は60代女性でした。
「一度家に連れて帰りたい」
ご家族様のご希望で、御自宅に連れて帰り、御安置させていただき、その後、会館に入ってもらう事になりました。

ご夫婦の間にご長男様、ご長女様がいらっしゃいました。
あまりにも突然の事だったようで…皆様、心ここに有らずと言ったご様子でした。

喪主様にとっても長年連れ添った奥様を…
子供様にとっても、あまりにも突然の母親の死…
受け入れるのには計り知れない想いがあるかと思います。

ご家族様…他、ご親族様も代わる代わる、お柩の側へ行き…故人様の側に寄り添うように、じっとお柩の中の故人様の側にいらっしゃいました。
皆様、色々な想いがあるんだと感じました。

ご長女様は、ご結婚されたばかりのようでした…
この先、お孫様を見せたかった事かと思います…
旦那様に、
「結婚したばかりなのに…ごめんね」
そんな言葉も聞かれました…

ご長女様が、お母様に宛てた、お手紙を持っていらしたので、
「お式の中で、読まれる事も出来ます。お別れの際に入れて差し上げることも出来ます。
私でよろしければ、代読させていただきます」
とお伝えた所、
「少し考えます。決まったらお知らせします」
との事でした。

少しして、
「やっぱり、最後にそっとお柩に入れようと思います。ありがとうございます」
との事でしたので、折り鶴と一緒に机にお供えさせて頂きました。

葬儀の際、お寺様のお経の最中も、ご長女様は
ずっと泣いておられ…  溢れ出てくる涙をハンカチでおさえていらっしゃいました。
私も、後ろから見ていて、深い悲しみをとても感じました。

儀式も終わり、故人様との最後のお別れ。
皆様、涙を流されながらのお別れとなりました。
沢山のお花と共に、ご長女様のお手紙もご自身の手で入れてもらいました。

霊柩車には、喪主様がご乗車されました。
奥様の遺影写真をしっかりと胸に抱き締めながらの御出棺となりました。

残されたご家族様は、この先、様々な想いをされるかと思います。
少しずつでも癒されていかれればと感じた辛い悲しみのお式となりました。

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