女性スタッフ日誌：「じいじにバイバイね」

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2020.06.21

闘病生活が続いていたためか、御自宅へ連れて帰りたいというのが御遺族様のご希望でした。
故人様は70代男性でした。
一晩ゆっくりと御自宅で過ごしていただき、ご納棺させていただきました。
通夜の前に会館に入っていただく運びとなりました。
会館に到着され、祭壇の生花やご遺影写真をご覧になり
「とても立派にしてもらって良かったです」
と仰っておりました。
喪主様は県外在住のご長男様でした。
小さなお子様がおり、賑やかな開式前でした。

通夜の儀の最後に喪主であるご長男様からの御挨拶…
お父様から、お亡くなりになる数日前に電話があった事、
お孫様の健やかな成長を楽しみにされていた事、
一つ一つの想いを謝辞として述べられておりました。

葬儀の日も午後からのお式だったので、皆さまゆっくりと過ごされていました。
お式も滞りなく終わり、最後のお花を入れてのお別れ…
喪主様、故人の奥様、ご長女様をはじめ、御親族皆様
涙されながらのお別れでした。

お孫様はまだ小さく何も分からない様子ではしゃいでいました。
「じいじにバイバイね」
と言われながら抱っこされているお孫様…
皆様の手でお柩を閉じてのご出棺となりました。