女性スタッフ日誌：「雨やんでるよ！さすがおばあちゃんやな！」

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女性スタッフ日誌：「雨やんでるよ！さすがおばあちゃんやな！」

2020.07.18

故人様は３度の脳梗塞にあい、言葉もきちんと話せなくなっていたようです。

コロナの影響でお見舞いに行っても面会できない日が続いていたということでした。
ただご容態が悪くなり少しの時間ならと会うことが許され、あれほど言葉をだすのに苦労されてたお母様が、以前と同じようにはなされていてびっくりされたそうです。
「自分でリハビリしたんやな、と皆ではなしたんよ！」
と言われてました。

入院中に、
「先生から『何が飲みたい？』と聞かれると、『お酒持ってきて！』と、笑ってこたえてた」
と、ご家族様が笑顔でお話しくださいました。

「性格はとてもおおらかで明るく、誰とでもすぐ仲良くなれる人だった」
と、皆様でお話しされていて、交友の深かった方達も、
「居れば人が集まり、笑いがたえなかった！」
とおっしゃってました。

夕方になり納棺の儀式は、お体をお柩におさめられた後、スタッフで色とりどりの千代紙で鶴や蝶をおり、お顔の近くにたむけさせていただきました。
お孫様達からは
「可愛い！おばあちゃん一緒に飛んでるみたいや！ありがとうございます」
とお言葉をいただきました。

儀式は10数名で無事にとりおこなわれ、沢山の生花を入れてのお別れとなりました。

出棺時、朝から降り続いてた雨もやみ、うっすらとひのひかりもさしてました。
皆様も
「うわぁ、雨やんでるよ！さすがおばあちゃんやな！」
と声をあげて喜んでました。

大好きな方達に惜しまれながらも笑顔でのご出棺となりました。